2005.05.31 Tuesday
帰ってきました。
帰広しました。
旅行中の出来事や印象に残ったことをいくつか。 27(金) 広島から新幹線、新大阪でサンダーバードに乗り継ぎ、湖西線経由で金沢へ。 湖西線の車窓から見る風景はとても明媚なものでした。 金沢では恩師夫妻に連れられ、近江町市場→片町とハシゴ。 近江町市場で直径5cm以上・長さ30cm以上ある蛸の足を見かける。 本体はどれだけ大きいのか想像もつかない。店で蛸足の刺身を食べた・・・噛み切るのが大変でした。 片町のFisherman's Bar ZIZAKEで地酒に舌鼓。 石川県酒造組合の直営店らしく、県内の地酒が揃っている。 旨かったのは糠鯖。酒は・・・呑んでもらうのが一番ということで。 先生、ごちそうさまでした。 巻き込まれた妹、南無。 28(土) 学会。それなりにいろいろ刺激を受けて帰ってくる。 夜。オーケストラ・アンサンブル・金沢の演奏会。 ハイドンの交響曲第1番/第104番およびモーツァルトの第1番/第41番。 ピリオドスタイルのハイドン・モーツァルト、耳が洗われるようだった。 特にジュピターは一度奏ったことがあるだけに、思いも一入。 アンコールでは指揮者も演奏者も途中で帰ってしまったり(そういう曲なので悪しからず)。 夕飯に治部煮を食べてみる。美味。 29(日) 学会2日目。白眉はやはり独創賞講演。 80を越える爺さんが出てきて自論を展開。年齢を感じさせない矍鑠とした語り。 越えなきゃいけない山は多いし高いし遠いし・・・気が遠くなる。 サンダーバードで京都まで戻る。夕闇に染まる琵琶湖は幻想的でした。 学会終了後に金沢を出ると三原で電車がなくなるため、京都に投宿。 八坂の塔の正面、道中塔がライトアップされてて乙な雰囲気。 泊まったのは民宿ちとせという名の小さな民宿。自宅改造型でしたが、小奇麗でいい宿でした。 30(月) 朝飯の評判がいいとは聞いていたのですが、出されてみて納得。一汁五菜どころの話じゃない。 焼き物・煮物・冷奴・おばんざいの小鉢が4つ・漬物たくさん・お櫃・汁・メロン。 これだけついて朝食千円。宿賃も素泊まり5千円とお得。東山を回るときはお勧めです。 せっかくなので、少し観光することにする。 八坂の塔に登ってみるつもりだったのだけど、何故か休観日。無念。 安井金毘羅宮におまいりしてから建仁寺へ。 建仁時では、俵屋宗達の『風神雷神図屏風』を拝観。一度は見たかった屏風絵、生で見られて感激。 折りよく法堂が公開されてて、天井画の『双龍図』を観ることができました。 開山以来はじめての天井画なんだとか。眼福。 境内では女性が乳母車を押してたり、年寄りが木陰で駄弁ってたり。 古刹が生活に溶け込んでいる様子が伺えました。 これほど贅沢な生活も他にはあるまい。 祇園を歩いてみる。昼間は舞妓さんはいないらしい。残念。 せっかくなので、鴨川沿いを南下、五条大橋へ。橋の袂の牛若・弁慶像を見る。 でも、実際に2人が戦ったのは、ひとつ北の松原橋らしい。 そのまま京都駅まで歩いてみる。 祇園から東本願寺を通って京都駅まで歩いたことになる。意外と近いと感じた。 新撰組の隊士達は、壬生や西本願寺を出発して京都中を巡察してたとか。 捜査は足が基本なのですね(違。 京都駅前の小料理屋で昼飯。 京料理を安く食べたいなら、サラリーマンの後についていくといいことを発見。 ただし、会社に帰ってしまう場合もあるので注意が必要デース。 鈍行で西へ。 尾道あたりで夕方に。夕映えの瀬戸内海はとても幻想的でした。 |